数の原理で読むタロットカード

数の原理で読むタロットカード
総合評価:
定価: ¥ 1,728、 発売日: --
みんなのレビュー・感想
投稿者
著者は、オカルトなるモノに対して、拒絶でも礼賛でもない位置から、しかし、オカルトファン以上に深く踏み込んで行く。
深く踏み込みながらも冷静な観察眼を保ち続けるそのスタンスに共鳴します。
発想力が広がるネタ満載の本としても読む事が出来ます。単なる占法や、カードの解釈本に飽き飽きしている方には特にオススメ。
占いにどっぷりでなく、占いの世界から何か発想を得たい人にもオススメです。 投稿者
この本では、タロットの大アルカナ22枚の意味について、その番号から解釈が一つ一つ説明されています。解釈は、著者がこれまで研究してこられた西洋占星術やカバラの生命の樹、東洋思想などに基づいてなされている点が特徴となっています。私の場合、西洋占星術についてはある程度分かりますが、カバラについては知らないことが多かったので、内容を正しく理解できているかどうかは分かりません。しかし、22枚のカードは、すべて人生の中で体験している事柄を象徴している、という考え方は、非常に興味深く、楽しんで読みました。 投稿者
本書は解説書というよりは著者の世界観をタロットに仮託して表現したものであり、実験的性格が強い。そのため他の著作等を通じて松村氏の思考法に多少なりとも馴染んでいる人以外はいささか面食らうかもしれない。
体系的な知識の習得には適さないものの、元々言語化しづらい領域に関する著者の経験的知見が凝縮されていると言ってよく、これを発想源として何かを得ようという人に向いている。
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