こころのエネルギーがカラダをよみがえらせる

宙【Sola】

 

宇宙は目に見える物質世界と目に見えないエネルギーの世界から成り立っています。般若心経の色即是空、空即是色のように、色が見える物質世界が三次元世界であれば、見えないエネルギーの世界(空)は四次元の世界です。見える世界(色しき)と見えない世界(空くう)は表裏一体で同じ質のものだと考えられます。

 

 

多くの人は見える世界(色しき)で生き、その中で悩み苦しみ、食べるために一生懸命働いて一生を終えています。見えない世界(空)は、無限のエネルギーが充満して、あらゆるものを創造し生み出すところです。見える世界は、つまり見えない世界で作り出された現象であるということです。

 

ですから、幸せになりたければ、その原因を見えない世界につくればいいだけです。これはもう科学でも実証済みのことです。

 

 

人間はなぜ生まれてきたのでしょうか?その目的や使命はなんなのでしょうか?
そんな疑問をあなたも一度くらいは考えたことがあるのではないですか。ただ、働き、遊び、飲んだり食べたり、子供を育てるだけで一生を終えるのですか?
私は生まれてくるときに、どうやら観音様と約束してきたことがあるみたいです。それは秘密ですが・・・

 

おそらく一人一人使命や目的を持ってこの世に出されていると思います。それに氣づかないで目的を果たさずして、見えない世界へ帰った時にその責めを負って暗闇の世界で苦しまないといけないかもしれません。

 

肉体は滅びても魂は永遠に残るからです。この世とあの世の世界があることを知らないと、生きている間も地獄、死んでも地獄のように苦しみ喘ぎ続けなければならないのではないでしょうか。

 

そのことに少しでも多く人が氣づき、学ぶことができたなら、現生でも来生でも必ず幸せに暮らせると思います。
真の幸せとは、今この瞬間を生きていると実感し感謝することです。

 

私たち人間は、大宇宙創造の主(神)(根源的な物質)(大いなる力)の愛によって生かされています。
自分ひとりで生きているのではありません。生かされ生きているのです。
みんなバラバラに生きているのではなく目的を持ってつながりのある世界で生きているのです。

 

この宇宙が幸せで調和でありますように、世のため人のため宇宙のために尽すことができますように。

 

 

氣とは?

氣の意味は広辞苑によると、『天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの。

 

また、その動き』『実体を手に取ることはできないが、その存在が感じられるもの』とあります。

 

氣はインドではプラーナ、中国ではチィ、英語ではQui、日本語ではキと言っています。

 

氣がある、氣が置けない、氣が進む、氣が早い、氣に食わない、氣は心、氣を利かせる、氣を許す、氣を抜く、氣を養う、氣を失う、氣が短い、氣が変わる、氣が滅入る、氣を楽にする、氣が散る、氣にかかる、氣が知れない、氣が乗らない、氣が緩む、やる氣がある、氣が向く、元氣、霊氣、氣温、天氣、陽氣、吸氣、呼氣、氣分、病氣、勇氣、空氣など。

 

氣のつく言葉は、日常の会話の中に随分と多くの氣がつかわれていることに驚かされます。

 

氣という文字は、波動であり、目に見えないものの背後にあるパワー、生命エネルギーの源といった定義がなされそうです。

 

氣功の功は、積み上げるという意味で、トレーニングの技術です。
その技術習得のプロセスと習得したものを自ら習練していく過程を意味します。

 

目に見える肉体の周辺に、生命の本体というべき、見えないエネルギーがあって、それをコントロールしていく技術の鍛練が氣功ということになります。

 

中国では、氣には、先天の氣と後天の氣というのがあります。受胎から母体内10カ月間で培う遺伝子情報のことを先天の氣、誕生後の氣を後天の氣としています。

 

つまり、生まれた瞬間から老化が始り、その老化は避けられないものだということです。

 

先天の氣の消耗をいかにして少なくして、五臓六腑の衰えを遅らせるかが問題で、後天の氣の取り入れかたがポイントです。

 

だから、誕生後のこの後天の氣は、生きていくための氣と言えます。
後天の氣には、天の氣と地の氣、混元の氣との3つに分けられます。

 

天の氣はおもに呼吸から取り入れ、地の氣は食べ物から、混元の氣は、森や公園の樹木からもらったりします。

 

呼吸法や食事も氣功の一部というわけなのです。
先天の氣と後天の氣をうまく調和させながら、氣功法で健康で長生きしましょう。

 

氣を整えると体の叡智が働く

氣功の氣という文字は、波動であり、目に見えないものの背後にあるパワー、生命エネルギーの源です。氣功の功は、積み上げるという意味で、トレーニングの技術です。その技術習得のプロセスと習得したものを自ら習練していくプロセスを意味します。

 

目に見える肉体の周辺に、生命の本体というべき、見えないエネルギーがあって、それをコントロールしていく技術の鍛練が氣功ということになります。

 

氣功の健康維持するための効果としては、
①大脳の深い沈静による治療効果 
②心理的解放 
③自立神経のバランス回復 
④氣の疎通による経絡治療 
⑤運動療法による利通関節や筋肉ストレッチによる内臓のリラックス等

 

氣功は、人間の体の心身双方を全体として捕え、全体としての回復をはかるという、現代医学では解決できないさまざまな心身の問題のバランスをとることが期待できます。

 

氣功は、中国から伝わってきたもので、大きく分けると、軟氣功(医療氣功)硬氣功(武術氣功)の2つになります。

 

 

健康華氣功は、軟氣功で内氣功(予防)になり、そのうちの動功(たらだを動かせる氣功鍛練)になります。

 

人間の体を構成する要素の一つである氣は、最も大切な要素であり、五臓六腑を正常に動かせるための生命エネルギーです。

 

ストレスで氣が乱れると体調不良になったり、息が上がり急に心臓がドキドキしたりするのも氣の流れに関係します。
その氣をコントロールして、心身のバランスを整えるのが、健康華氣功です。

 

氣功を行う目的は、3つあります。

 

1 調息 正しい呼吸法によって呼吸を整えること。主に腹式呼吸法で、体のバランスを整え、内臓の働きを正常にします。

 

2 調身 全身をリラックスさせ、特定のポーズや動作を実践することで、正しい姿勢に導き、経絡の流れをよくします。

 

3 調心 雑念を払い、心を落ち着かせ、無心の状態を状態を作り、緊張を緩和します。

 

氣功は、よい氣を取り入れることによって、経絡の氣の流れがよくなり、血行、リンパの流れを促進して、免疫力や自然治癒力が高まり、体質改善できることで、健康増進効果がアップします。

 

ストレスからくる様々な不調も解消できます。
ココロもからだもとても氣持ちよくなれますよ。

 

氣功と呼吸法

氣功法の基本的心得として、3調節(調心・調息・調身)というのがあります。

 

  • 調心は、心の雑念を払う。
  • 調息は、腹式呼吸を行う。
  • 調身は、全身をリラックスさせる。

 

生命は呼吸に支配されています。
ちっと疲れたから、今日は呼吸を休みますというわけにはいきません。
息という字は、自らの心の状態のことをさしています。

 

息を整えて、心を穏やかにすることによって、長生きできるということなのです。
息の仕方で人の命が決まるのです。

 

呼吸法を大きく分けると、胸式呼吸と腹式呼吸の2種類になります。

 

胸式呼吸は肋骨を開いたり、閉じたりしたりする呼吸で、腹式の場合は、横隔膜を上げたり下げたりして行います。
呼吸をコントロールしている神経中枢と、感情や血圧と関わりあいの深い神経中枢とかが、脳の中で近い位置にあるので、呼吸の乱れを正すと感情や血圧が安定します。

 

また、呼吸は寝ている時も自立神経によって、コントロールされています。
自立神経には、交感神経と副交感神経があります。息を吸うときには、交感神経が活発になり、息を吐くときには副交感神経が活発になります。

 

交感神経は攻撃的な性質があり、副交感神経は、安らぎをもたらす働きがあります。深呼吸することは、この交感神経の緊張を和らげ、副交感神経を活発にさせることになります。

 

息を吐くと、ほっとして、氣が楽になり、氣が晴れ晴れして、心も開き、体もくつろぎます。

 

息を吸うと、集中力が高まり、意識は焦点を結び、氣力は満ちて、体は緊張します。

 

息を止めると、心氣は一点に止まり、念力や定力という普通以上の力が発揮されやすくなります。

 

この呼吸を意識する(心で思い描いた通りに氣が流れるようにする)方法を身につけ、自在に氣を出し入れできるようになります。

 

氣功の歴史

荘子の中に『氣が聚(あつ)まればすなわち生、氣が散ずればすなわち死』という節があります

 

これは、氣というものがただ単に物質の背後に漂っているだけでなく、その氣が一か所に集まっていけば、死に至るようなもの。

 

宇宙の流れのなかで氣が聚まって生命を生みだし、逆に氣が散っていけば死に至るといして、その生成は相互に転化しているという氣功の概念が述べられています。

 

呼吸法で『吸?(すいく)呼吸、吐(と)故納(このう)新(しん)、熊(のう)経(けい)鳥(ちょ)伸(しん)、為寿而己矣』

 

(吹や?の音を伴う呼吸、古いものを吐き出して新鮮な氣を納める、熊のように背中をふるわせ鳥のように四肢を伸ばす、このようにすれば長寿あるのみである)。

 

この吹?(すいく)呼吸は特定の内臓を活性化させていくというものです。
吹といのは、chuiという音で、腎臓の音を表しています。

 

?はXUという音で肝臓の音です。呼はhuという音で脾経・胃に関する音です。

 

また、吐故納新は古いものを強く吐き出し、新しいものを納めることで体を浄化していくという呼吸法です。

 

納経鳥新は文字通り熊が歩くように、鳥が翔ぶときに、足を伸ばすようにその形をまねするものです。熊は繰り返し運動を表し、鳥はストレッチ運動を表しています。

 

これらは、今日まで伝わり行われ続けている氣功の名作です。

 

また、『夏人の呼吸はこれをカカトを以てす』ともあり、足裏にまで氣をめぐらし、全身のすべての経絡に氣を流すというものです。

 

まさに氣功の極致ともいうべきものです。
これらの思想は、仏教などの宗教に結びついて、密教や禅の源流となったものです。

氣功はイメージトレーニング

氣功の原点は、経絡に氣を流すことです。
経絡とは、わかりやくいうと、肉体における電線です。電源(氣)と電球(内臓)を結ぶもの。

 

最初は、その氣をなかなか感じることができないこともありますが、少し練習するとわかるようになります。

 

そのためには、まず、リラックスすることが必要です。
自然にリラックスして心の安静な状態を保つことによって、氣が感じられるようになります。

 

それは温感であったり、熱感だったり、痛みのような感覚だったりします。氣功の各動作とともに、意識によって誘導しながら、ゆっくりと氣を経絡にそって流れを導いていきます。
すると、体も心もさらにリラックスした状態になり、氣の流れを感じられるようになります。

 

 

リラックス⇒氣の体感⇒心の誘導⇒リラックス という循環を繰り返しながら氣と心がぴったり重なる境地に到達していきます。

 

この状態になって初めて氣功の動作に意味があり、効果も出てきます。
リラックスすればするほど、脳からの意識伝達がスムーズに経絡に流れ、氣の発生を増幅させていきます。

 

意識の働きで氣を導き、氣の流れに意識を添わせるという繰り返しの中で、少しずつ自分の内側をしっかりつかむことができるようになり、意識しなかった氣の働きがでてくるようになります。

 

 

 

氣のバランスを一瞬で整える方法

氣のバランスを一瞬で整える簡単な方法はサムライの礼(禮)をすることです。
武術を始めるときにまずお互い向き合って禮をします。
この禮こそまさに氣のバランスを無にして整える最強の方法なのです。
つまり、禮をするのは、無の境地を作りニュートラルになることなのです。

 

禮をするのはポイントがあります。
刑事ドラマの操作会議の開始の挨拶として敬礼という掛け声で一斉に禮をする場面をご覧になったことがあると思います。
頚椎をまっすぐにしたまま、胸椎も曲げないで伸ばしたまま、仙骨を後ろにスライドしていくだけの禮です。
この時、ふくらはぎと太ももがはるような感覚になります。
背骨を丸くしたり、頚椎を曲げてはいけません。
この禮の姿勢こそまさにニュートラル(無)になれる方法なのです。

 

このサムライの禮こそが、体のエネルギーをコントロールできる最も簡単な方法になります。

 

南に向かって1日5秒のサムライの禮を習慣にすると氣のバランスが整っています。
朝からとても清々しい気持ちになり、その日一日が良い気分で過ごせます。

 

これを教えてくれたのは、38億年の叡智とつながる・未来を開く5秒の習慣 (共育ブックス) Kindle版を書いたレノンリーさんです。
具体的なやり方については、本の中で詳しくかかれていますし、わかりにくいところはyoutubeで解説されています。
一度試してみてくださいね。

 

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